IoTデバイスは適切なセキュリティ対策がなされていないことも多い。
MiraiマルウェアによりIoTデバイスがボットネット化し、DynへDDoS攻撃を仕掛ける結果となった事件は、2016年の大事件の一つとなっている。
http://www.welivesecurity.com/2016/10/26/hive-mind-iot-devices-go-rogue/
IoTデバイスは適切なセキュリティ対策がなされていないことも多い。
MiraiマルウェアによりIoTデバイスがボットネット化し、DynへDDoS攻撃を仕掛ける結果となった事件は、2016年の大事件の一つとなっている。
http://www.welivesecurity.com/2016/10/26/hive-mind-iot-devices-go-rogue/
サイバー犯罪グループSednitの標的の例や、その標的へのアプローチの仕方について分析している。
ウェブメールの認証アカウントを盗むのが常套手段のようで、Gmailアカウントを持つ個人が狙われてきたとのこと。
http://www.welivesecurity.com/2016/10/20/new-eset-research-paper-puts-sednit-under-the-microscope/
セキュリティ人材が足りず、人材育成が必須ということは、様々な場所で叫ばれている。
それに対応すべく、イギリスが実施したプログラムにVirtual Skyscraperというものがあることも紹介されている。
http://www.welivesecurity.com/2016/10/14/information-security-career-forefront-exciting-industry/
これはITU-Tが主導して行った仕事の成果に関する記事。
Global Cybersecurity Indexは、各国のセキュリティへの取り組み状況を指標化したもので、各国へのアンケート結果に基づき採点されるもの。
http://www.welivesecurity.com/2016/10/03/global-cybersecurity-index/
学校は、社会の縮図であり、攻撃対象となる面白い情報がたくさんある、だから狙われることも多いのである、とのこと。
確かに医療情報や成績情報などの個人情報もたくさんある。
http://www.welivesecurity.com/2016/09/06/school-ransomware-threat-aware/
TeslaCryptの作成者は、最後には”We are sorry”という言葉と共に、復号鍵を公開した。その経緯について、考察が記されている記事である。
http://www.welivesecurity.com/2016/05/25/expert-insight-from-the-author-of-the-eset-teslacrypt-decryptor/
KasperskyがAndroid向けのMalwareを発見したとのこと。半年ちょっと前に登場したGugiという名前のトロイの木馬型マルウェアの発展版で、6月に発見していたという。このマルウェアはAndroidのBanking Appに侵入し、クレジットカードなどの情報を搾取するとのこと。
Text messageを通じて感染するのが主な感染経路のようだ。
元記事はThe Wall Street Journal : http://www.wsj.com/articles/new-malware-targets-android-banking-apps-cybersecurity-group-says-1473198676
CAMINOは、FP7にて実施されたプロジェクトの一つであり、サイバーセキュリティに関する研究開発ロードマップを策定したプロジェクトである。
THOR、すなわち、Technical、Human、Organizational、Regulatoryという4つの次元にて分析をしているところに特徴がある。
結果として、次の課題が抽出されている。
Technical dimension
1. Strengthening emerging tools: big data analysis and cloud security/forensics
2. Security assurance – establishing metrics and framework for cyber security testing
3. Improving preparedness – security engineering and testing capabilities
4. Countering cybercrime – botnets, APTs and cybercrimes affecting mobile devices and social networks
Human dimension
1. Development of training tools and raising cyber security awareness
2. Promoting use of privacy enhancing technologies
3. Appropriate use and reuse of data
Organizational dimension
1. Adapting organizations to the cross-border nature of the Internet and cybercrime
2. Introducing cyber security as a society culture need
3. Promoting EU institutional support to generic challenges and obstacles at the SME level
4. Promoting EU cyber insurance market development
Regulatory dimension
1. Investigatory powers in intra-jurisdictional and trans-border cares
2. Civil and criminal courts forensics, admissibility and evidential standards
3. Electronic identity and trust services for data protection across borders
詳細は、下記のリンクを参照のこと。
http://www.fp7-camino.eu/
EUでは、FP7にて研究roadmapを策定するためのプロジェクトを3本実施した。
その3本のプロジェクトは下記の通りである。
この3つのプロジェクトは互いに独立しており、検討アプローチも異なるものの、今後検討すべき重要課題に対する認識に大きなズレは無い。
CyberROADとCAMINOについては、同ブログの別のエントリーを参照されたい。cAMINOについては、現時点では詳細情報を得ることができなかったため、本ブログでは保留。