アドラーの教えについて、人生を迷う若者と哲学者である老人が対話を繰り返す形で紹介する本。誰でも幸せになれると主張する哲学者に対し、様々な角度から若者が反論する。本書を通じ、アドラーの教えについて下記のことが述べられている。
- 人は皆、幸せになれる
- 人は変われるを前提に考えよ
- 必要なのは幸せになる勇気
- 今、この刹那を最大限生きなさい
- フロイト的な原因論ではなく、目的論に立脚した生き方をせよ
- 過去を現在の不幸の原因としてとらえてはならない。
- 過去のイベントの意味づけをするのは自分自身。
- 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味により自らを決定する。
- アドラー心理学は「使用の心理学」
- 何が与えられているかではなく、与えられたものをどう利用するかを考える
- 人生のすべての苦難は人間関係に起因する
- 承認欲求を否定せよ
- 承認欲求は不自由を強いる
- 課題を分離せよ
- 他社の課題を切り捨てよ
- 承認欲求を否定せよ